賃金と報酬の範囲

分類賃金(労働保険分野)報酬(社会保険分野)
条文賃金、給料、手当て、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。(平均賃金の算定基礎からは、臨時に支払われた賃金、3ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金が除かれる・・・・つまり社会保険分野でいうところの標準報酬月額の基礎と大きな違いはなくなる。条文上「賃金」と「平均賃金」の含まれるものをわざわざ分けている意図は、労働基準法上の賃金の支払いの5原則を適用する範囲は広く取る必要があるからではないか?) ※労働保険においても「賃金」の範囲は同じ。(臨時・賞与も賃金で保険料が計算される。)  ※労災の給付基礎日額、雇用保険の賃金日額の基礎は、平均賃金と同様の考え方(臨時・賞与は含まずに計算される。)・・・保険料計算には含まれて、給付基礎にはならないということになる。賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が、労働の対償として受けとるすべてのものをいう。ただし、臨時にうけるものおよび3ヶ月を超える期間ごとに受けるものは、その限りではない。
任意的なもの・恩恵的なもの含まれない。労働基準法上は、就業規則等で定めてあるものは賃金に該当するが、労働保険料算定に当たっては、労働協約等に定めてあっても賃金に該当しない。上記の臨時・3ヶ月を超える賞与とは逆に労災においては給付の基礎には含まれ、保険料算定基礎には含まれない場合があるということになる。含まれない。
休業手当含まれる含まれる
休業補償含まれない含まれない
現物給付範囲・評価額の決定者(労働保険料)所轄労働基準監督署長・所轄公共職業安定署長厚生労働大臣(社会保険事務局長に委任)